「石の獅子」
今日偶然通りかかった廟で見かけた二基の「石の獅子」は、一基は口を開け、一基は口を閉じていることに気付きました。一般的に宮廟の外に置かれている石の獅子は口を閉じていて、台湾では一基が口を開け、一基が閉じているものはあまり見かけません。私の主人はいたずらっぽい口調で言いました。「この石の獅子の意味を賭けてみようか。信じられるかい?一方の獅子がつまらなそうな表情をしている。もう一方の獅子はとても嬉しそうだ。彼らはちょっと酒を飲んだんだよ、はは!」「それは面白いアイデアね」そして私は主人に、こう説明しました。
あの二基の石の獅子は、一基がオスでもう一基はメスなの。青龍(左)側がオスで、白虎(右)側のはメス。それから、口を開いているのはオス、閉じているのがメスよ。彼らの表情には意味があって、口を開いているオスの獅子は威厳があって、睨みをきかせている。口を閉じているメスの獅子は従順さや、夫に仕え子を育てることを表しているのよ。一般的なメスの獅子は赤ちゃん獅子を抱いているでしょう。
どうして一般的な宮廟や一部の大企業が石の獅子を表に置くと思う?彼らは財を招き、邪気を払う効果があるの。でも、風水の原理では、一般家庭にはあまり向いていません。石の獅子を置くことで他人や自分自身を傷つけてしまうこともあるので、十分注意をすることが必要です。皆様の平穏無事をお祈りしております。