《上海へ-1》
上海に来るのは4、5年ぶりのこと。今回は風水の仕事のために招かれました。一泊二日と短い滞在でしたが、上海の変貌を目の当たりにし、イメージががらりと変わっていることを感じました。彼らの進歩は本当に目覚ましいものです。空港でも多くの箇所が自動化されており、通関もとても早くなっていました。市内には建設中の場所を沢山目にしました。交通が乱れている以外は、多くのことが進歩しています。そんな彼らの様子を見ていると突然、どうして私たちの国は他の人たちのようにすることができないのだろうと感じました。誰もが政治を語りますが、私たち市民のための建設はひとつもなく、口先のことばかり!考えるだけで気が滅入ってしまいます。
私たち母子は到着するとすぐにお客様の部屋の風水を見に行きました。そのお住まいは環境がとても良く、管理も厳格で、この高級住宅地で人々は安全に暮らすことができるでしょう。両親にこの様な素晴らしい環境の部屋を用意してもらえる子供たちは本当に幸せです。風水の原理から見るとひとつだけ、キッチンと文昌の配置が理想的ではありませんでした。私は出来る限りの改善方法を考え、それらを標準に達するようにしました。この部屋は造られて1、2年でまだ住人がおらず、中の磁場は比較的空虚で弱い者でした。そのため、お客様は私に部屋の浄化を依頼し、さらに効果を増やしたいとお考えでした。もちろんこれもお客様が私を上海へ招いた理由ですが…。…つづく