《 社會問題 1 》
昨日、テレビのニュースで見たのですが、ある悲しみに崩れた、偉大なお母さんがとても冷静な態度で、自分は一人子供を犠牲にされたけれども、同じようなことがまた起こらないことを願うと言っていました。その方は、事件の重大性を皆さんに知ってもらいたい、と願っていました。子供の誕生というのは、親にとってかけがえのない喜びです。子供の成長過程というのは、父母が心を砕いて一緒に歩んでいかなければいけません。。現代は少子化で、多くの親たちは子供を甘やかし、出来る限りの良い環境を与えようとします。でも、最も重要である「教育」をおろそかにしがちです。今の父母たちは、仕事などが忙しくてなか なか子供と一緒にいる時間がありません。そのような子供たちは、幼稚園や放課後児童クラブなどに送られていくか、祖父母に託されることもあります。一見、子供たちは元気そうにしていますが、実際はどうでしょう?彼等の小さな心はきっと寂しいはずです。なぜなら、親が傍にいて色々教えてあげることが出来ないからです。個人的には、「言葉で教えるよりも、身をもって教える」事がとても大事だと思っています。人より良い成績なんて取らなくてもいいのです。私たち親というものは、自ら礼儀や道理の手本でなければいけません。父母が身をもってお手本を見せるのです。そして、「溺愛」という二文字を封印することです。子供は、心で可愛がるのであって、言葉で可愛がるのではありません。子供 が幼くして間違った事をしたら、厳しく罰するべきです。その後で、また事の道理を話して聞かせるのです。子供たちに、自分が犯した間違いを理解させるのです。そうすることで、徐々に子供たちを正しい道へと導いていくことが出来ます。…続く