Archives 2017

《ドラマ「通靈少女」を見終わってからの感想10》

前回からの続き…

初めて占いのテーブルに座った時を思い返すと、あれは本当に特別な経験でした。通常お寺に入った時に一番最初にすることは、線香を立てることです。そして神様に自分の名前の生年月日、住所、願い事を報告します。それから乩生(神様の代弁者)の隣で神様からお示しを頂くために、自分の聞きたいことを話します。こういう神様に答えを求める儀式を中国語で「問事」といいます。一名の乩生(神様の代弁者)につき、一名の桌頭(神様の意志解釈者)がつきます。奇妙な事に、桌頭の方から信者の名前、そしてどんなことを聞きたいのかを聞かれたとたん、私の体はすぐに神様にとりつかれ、私が求めようと思っていた質問の答えを、私の口から言ってしまいました。それから桌頭 の方が通訳をするのです。もしも信者が困った時や助けを必要とした時は、神様も同じくお札を書きます。私がまだ乩生になる前に、先輩たちも同じようなことをしてくれました。こういうやり方を信じない人も恐らくいるかもしれません。だけども善の心を持っていれば、神様から頂いたお札はとても効果があります。効果があり過ぎて信じざるを得ません。古来より現在まで続いてきた状況はみんな同じです。私たちのお寺の中で、師匠が育てた乩生は約百人から二百人くらいいます。ですから私たちのお寺はまさしく乩生を育てる専門学校みたいなものです。あるレベルまで達すると、テストがあります。また「卒業証書」を受け取らなければなりません。これらのすべての段階を終えると、やっと一人前の「 神の代弁者」になれるのです。…つづく。

この二日間の中で、突然ある友達からこんな質問をされました。「先生!先生は将来どんな婿を探したいですか?」これは良い質問ですね。子供達はみんな今のところ未婚ですので、私は即座に友達の質問にこう答えました。「子供達の考え方はわからないけど、私自身の願いとして、経済はともかく、本気で娘のことを大事にする婿であってほしいです。もちろん基本的な家庭生活を支えられる人でないといけません。必ずしもハンサムじゃなきゃいけないというわけではないですけれど、見た目の印象が良ければそれで良いです。私の要求はただそれだけで十分なのです。娘に優しく、そして娘に関係のあるすべての人を愛せる人であれば、もうありがたいです。仕事の関係で、私はずっ と結婚相手というのは運命で定められていると信じています。縁の流れに身を任せばよいのです。誰と一緒に食事をするのかさえもすでに決まめられているのです。ですので、あまりにも理想的な相手を求めすぎていては、一生に一回の大切な出来事を見逃してしまう可能性があります。今の若者は「三高」が一番理想的だと思っているみたいです。高学歴高収入高身長、そしてイケメン。たとえこれらの条件をすべて満たした相手を探すことができたとしても、本当に円満な状態に達することができるでしょうか。中国語の諺で、「千里姻緣一線牽」という言葉があります。「縁のある男女の仲は、たとえいくら遠くに離れていても、結ばれる運命になっている。」ということを意味します。たとえあなたがどこに いても、縁が来たら自然と運命の相手と巡り合えます。独身の方々が良い伴侶に巡り会えますよう、幸せになりますよう、心からお祈り申し上げます。

以上はあくまで私自身の考え方で、子供達の考え方ではありません。もしも何か至らない点がありましたら申し訳ございません(笑)どうぞみなさんよろしくお願い致します。

《ドラマ「通靈少女」を見終わってからの感想9》

前回からの続き…

霊媒の訓練を始めたばかりの頃は、大変辛いものでした。初めてだったこともあり、神様に乗り移られても、お帰りいただくことができなかったのです。

いわゆる「退駕」、霊媒が終わった後に神様が体から離れていくことですが、始めたばかりの頃はそれが出来ず、師匠や先輩方に助けていただきました。それから日々を過ごすうちに段々と、私は神明に助けを求めるべきだと気づいていき、ゆっくりと「退駕」を学んだのです。霊媒の世界に足を踏み入れた最初の頃、この世界はとても奥が深いと感じました。

どうして私たちには霊感があるのだろう?神様が降りてきて、人々の悩みを解くことができるのは、本当に不思議な事でした!そして、いったいどれだけの奥深さがあるのか理解したいと思い、この世界をひとつの学校ととらえ、毎日まじめに勉強に励みました。幼稚園、小学校から大学へと進むように、どの段階にもそれぞれ異なる感覚に満ちていたので、真剣な努力が必要でした。

初めて占いのテーブルの前に座った時の緊張感と新鮮な気持ちは、とても特別なものだったことを覚えています。けれども私は一切を神様たちを主として託せば良いと知っていました。自然に任せれば、リラックスすると…。続く

≪ドラマ「通霊少女」を見終わってからの感想8≫

つづき…

以前お話したことがありますが、神様が私の願いを叶えてくれることを手伝って下さるなら、私は喜んで修行に励むでしょう。一度お願いをし、それに基づいて願いが実現すれば、みなさんはきっと「天命」を持った方はどうやって修行したのかしら?と興味を持たれることでしょう。そこで、ここで私が経験したことをみなさんとシェアしたいと思います。どうかよろしくお願いします!
神様と約束した時間に、私はどうやって修行をするのかを学び始めました。一日目に私はお寺に行き、師匠と師姉(女先輩)が私を神様のおられる机の前に連れて行きました。以前私は師匠や先輩が神様にのりうつられている姿を見ただけで、本当に恐怖を感じましたし、自分の心で本当なのかしらとも思いました。
そしてある日、ついに自分の番が廻ってきました。神様の代弁者としてすわる座席に私が座り、あのとき、私は考えもせず座りました。師匠の「リラックスしなさい。」の一言を聞いて、突然ある強力なパワーが出てきました。私は頭を何度か振り、さらに自分でもどこからそのパワーが来たのかわりませんが、なんと机を力強く叩きました。これは神様がされた動きで、もしも自分で経験したことがなければ絶対に口では説明できないことです。この強いパワーは普通の人ではできないことで、まして私は女性ですから、みなさんは尚更関心があるでしょう!あの机はとても丈夫なものでしょうか?もちろん特別に作られたものなので、どんな強い力でも壊れてしまう事はないのです。まして私たちには何名もの先輩がいて、みんな順番に行っているのです。~~~つづく

≪ドラマ「通霊少女」を見終わってからの感想7≫

つづき…

前回は、神様に願いが叶うようにお祈りしたいきさつを書きました。天にいらっしゃる神様が私の願いを実現してくれるのなら、私は言いつけ通り廟に入って修行すると言いました。すると、廟の私の先輩が長卓から突然すっと立ち上がりました。実はこの先輩は、関聖帝君(恩主公)の乩身(神様の代弁者)で、その時まさに関聖帝君が天から降りてきて、先輩の体にのりうつって、お札を一枚私に書いてくれたのでした。そのお札を家に持ち帰り、土地公の神様の前にある香炉で燃やすのだそうです。言われた通りにそのお札を燃やすと、とても不思議なことが起きました。その日の夜、(確か記憶には、月曜日の夜だったと思います)いつものように床に就くと、夢の中で神様から一組の番号がはっきりと告げられました。20年前では、毎週火曜日と木曜日に、六合彩という宝くじの発表がありました。その当時の私はとてもお金に困っていて、実は自分でも半信半疑だったのですが、ありったけのお金の1300元を持って、お告げの在った番号の宝くじを買ったのでした。発表当日は、本当に当たるのかどうか、とても緊張して気が気ではありませんでした。ところが、発表された六つの番号は、本当に神様からお告げのあったその番号だったのです。最後の特別番号までもが当っていたのです。当時は三ツ星の番号だけで四ツ星はなく、今回の番号で当たったのは40何万元。その日の夜は、主人と私は嬉しいやら、びっくりするやら、なぜならその賞金でローンと他の人たちからの借金も返せるわけですから。後日、賞金を頂いたその足で廟に向かい、神様にお礼を言いに行きました。そして、修行はいつに来ればいいのか、神様に聞きました。
…続く。

みなさんおはようございます!今回の入院で手術をする際のついでに、息子にオフィスを新しく整理整頓するよう手伝ってもらいました。そしてふと気がついたのが、いつも私の背後には台湾地図があったんですね。そして今回、ある有名な画家に描いて頂いた、この九品蓮の花の絵を飾りました。とても温かくて、尚且つ荘厳な雰囲気を失わない、優雅で穏やかなオフィスに一変しました。以前の台湾地図は、どこかストレスを感じ、心の静けさが保たれていませんでした。忙しくて疲労を感じることが多かったです。ですから、風水の学問というのはとても奥が深いです。二つの絵を対比して見ると、まったく違う感覚です。昔の様子と今の様子、みなさんはどう思いますか?私と同じ感覚を持ちますか?

やっと退院しました。やっぱり自分の家が一番いいです。今回27日間の入院生活で、手術を二回受けました。私にとっては、大きな挑戦でした。体の痛みはありますが、心は大変落ち着いています。体はまだ休養が必要ですが、心は大変軽いです。今回の入院生活の間は、兄のような存在である許文虎教授ご夫妻と入院担当のお医者様と美人の看護師さんたちに大変お世話になりました。私の心の中は感謝の気持ちでいっぱいです。病院のスタッフの皆さんには仲よくしていただき、退院時には可愛い看護師さんたちと看護師長さんから愛のこもったプレゼントをいただき、皆さんの温かさを感じました。退院することは嬉しかったですが、退院したくない気持ちになりました。ですが、多くの方々が私を待っているので、長く入院しているわけにはいきま せん。私は入院中いろいろな事情を見てきました。もしかしたら神様が私に多くの違った事情を見せてくれたのかもしれません。また、体を壊してしまい、自分の体に対して申し訳なく私は深く反省しました。私の愛する友人の方々はわざわざ病院へお見舞いに来ていただき、励ましていただきまして、非常に感謝しております。
「先生はずっと他人の運命を占い、災いや厄を取り除くお手伝いをしているのに、自分の問題はどうして解決できないのか」と最近ある人に言われました。大変良い質問です。占い師である私は、他人の運命を占うことができます。もちろん自分の運命も占うことができますが、私は「使命」を持っている人間です。生まれながらに渡化眾生の道を行く運命を持っています。「使命」を持っている人でも病気になるし、長生きするとは限りません。人は五穀雑糧を食べて成長し、古い昔から今まで病気をしなかった人はいなかったと私は以前言ったことがあります。良い修行をした人は、たとえ年をとっても病気になっても人生の最期まで歩き続けることができます。私たち占い師は人のた めに災いや厄を取り除くことができる力を持っているだけです。多くの人々の災いや厄を取り除くために、災難を受け止め、自分が積んだ徳を人々に分け与えています。もちろん衆生の業障を背負ってしまいます。衆生のために災いを背負ってしまいますが、神様が災いを福にかえて、私を守ってくれます。名言のひとつが「私が地獄へ行かないで、誰が行くの?」と良い事を言っています。もし私が災いをこわがるようなら、私には神さまに携わる仕事をする資格がないと思います。昔、天の神様は、災難を克服するため、何万の災難に立ち向かって修行を積み重ね、ついに神様になりました。私たちはそんなに偉大ではありません。もし私が40年多く生きたとしたら、それは神様が私にくださったのです。今後は、神様に応えるためにも、私は寝食を忘れて仕事はしないで、自分の体を大切にして行きます。ですが、私は仕事に全力を注いでいくつもりです。私の愛する友人やお客様の皆さまが健康で幸せでありますようにお祈り申し上げます。

哀悼!「看見台灣」を制作した齊柏林ディレクター及びスタッフ二名の皆様が、無事に西方の極楽浄土へたどり着かれますように、心よりご冥福をお祈り致します。
先日の新聞によると、飛行機の墜落事故によってこの優秀な人材を失いました。本当に人生の無常を感じざるを得ません。愛国についていえば、私は本当に故齊柏林ディレクターが最も上位に挙げられると思います。一部の執政者や政治家が言うような口先だけのきれいごとと違って、彼が撮影した「台湾」は本当に美しく、全世界の人々に「台湾」を見せてくれました。初めて「看見台灣」を見た時、私は本当に深く感動しました。最初は、なぜ「台湾」を撮りたい人がいるのかと考えました。しかし見終わった後、このような人は本当に偉大だと思いました。なぜなら、彼らはこの美しい土地を撮るためにとても丁寧に仕事をしていることが感じられたからです。私は本当に彼らを尊敬いたします。「台湾」は本当に美しい宝島です。皆様がこの美しい国を心から大事にしてくださいますように、強く期待しています。また台湾に神様のご加護がありますように。皆様にも神様のご加護がありますように!

≪ドラマ「通霊少女」を見終わってからの感想6≫

つづく…
夫と知り合った後、彼は私が別の人の運勢を伝えている場面を何度か見てきたので、彼は私が算命の仕事の勉強に行くべきだと思ったのです。そこで、彼は銀行に行って、私に命理の知識を学ぶよう何十万元かのお金を借りてきたのです。20年前の学費は本当に高かったです。これはまだ一つの知識でしかありません。その後も引き続き何名かの師匠に頼んで学びました。かかった費用は本当に少なくありません。でも話を戻すと、私の経験では、もしこれらの学問がなければなんの力も得ることができないし、多くのことを進めることができません。そこで私は命理を学ぶ一方で修行をし、私は人の話をよく聞くようにと考えるに至りました。修行の過程では閉じこもりました。まず最初にお寺の中に入り、私の体にはびた一文のお金も無いことを話しました。また、夫は銀行に出向いてまで私が学業を成し遂げるのを助けてくれました。私はあの時、別の人にお金を返すために他の人にも多少お金を借りていました。そこで半信半疑でお寺の中 に入り、神様に申し上げたのです。私は神様に言いました。神様たちは私が「天命」を持っているというのです。私もどの神様が一番主となる神様はわかりません。私はどうやって修行するのですか?二日過ぎたら私はお金を返さなければいけませんが、今私はどこにいるのかすらまだわかりません。もし神様たちが本当に私が行うことの代わりをしてくれるならば、お姿を見せて私を信じさせてください。もし実現したら、私はきっと承諾するでしょう。結果は… つづく

ああ!神様どうぞお守りください!一体どうなってしまったのでしょうか。台湾はまるで水の国、国土の半分以上が水に浸かってしまった酷い状態になり、損失も重大です!本当に胸が痛みます。あなたたち官僚に、国民の苦しみは見えているでしょうか?官僚が力を尽くさなければ、国民だけがいつまでも苦労をしなければなりません。官僚の皆さん、天災や人災が起きるあらゆる要因、現実から目を逸らさないでください。着実に、私たち哀れな国民のために政策を行って下さい。口先だけのパフォーマンスや建国の夢物語は、国民を苦しめるだけではないでしょうか。貴方たちが負担を背負わなければ、私たち国民を救うことは出来ません。そして天に再び願いを乞います。どうかも う二度と厄運を我々にお与えにならな いでください、台湾をお守りください!皆をお守りください!平安無事!禍が転じて福となりますように!