《命理·風水15-施捨》

この二日間、あるお客様が最近あまり運がよくないとおっしゃいました。お話によると、旅行から帰って、友人が彼女の写真の顔が緑色に光っていて、身体も淡い緑色に光って、彼女を恐れさせたのです。今日彼女は一人の友人にこの事を告げたら、「施し」をして良くない運を解くべきだというので、その友人に200元を渡して、身体に障害のある人が売っている商品を買ってきてもらうよう頼みました。でも、友人に断られました。なぜなら、「施し」をしても運は開けないと。だから、私のところに惑いを解くために探して来られたのです。
どうして身体に緑の光があるのか説明してほしいですか?なぜなら、身体が緑色に光るというのは、陰気を意味しているのです。しかも第三空間の六親がついてくるのです。そこで、一般に言う「施し」は効果がないのです。まして路上には多くの本当は生活に困っていない「物乞い」もいます。もし「施し」に行くならば、廟の中に行って、協力を求める方が効果があります。ある人たちは、このような状況は理解していない可能性があります。ですからよく誤った概念があるのです。「善行、施し」はみないつでも普段していることろに行かなければいけません。このようにして、自分の福を積むことができすのです。もしみなさんが上に述べたような状況が起きたら、どうぞ先に大きな廟に行き、お参 りをして無事を祈り、さらに信頼できる御坊様や老師に「お祓い」をお願いしてください。 みなさまがご無事でうまくいきますことを祝福いたします!

《命理·風水14-3骨灰》

この前の続きです。言ってしまうなら、祖先の遺灰を自分の家の下に埋めてしまうと、私達は毎日彼等の上を歩きまわっている事になります。皆さんは祖先の霊が穏やかなままでいられると思いますか?これは祖先にも彼らにとって大変不敬なことだとは思いませんか?私たち陽の世界にいる子孫達が無事に過ごしていけると思いますか?今ここで皆さんに教えておきます。この場合無事に過ごせることはまず有り得ないでしょう。私たち一般人は「死者が一番偉い」と認識しています。自分達の祖先を最も尊敬するというのは、私たち台湾人の昔からの風習です。人が死んだ後は、まず彼らが安らかに眠れる場所を探します。そして吉日を選んで遺骨や遺灰を埋葬し、死者を弔い送り出すのです。逝ってしまった人の霊が穏やかに、そして安らかに眠れるよう祈り、そして機会があるならば、逝ってしまった人が往生できるように願って。そうすることで子孫達が平和に、無事に過ごせるのです。もしも祖先たちが良く過ごせていなかったら、それは大小問わずその子孫達にまで影響が出てしまうことになります。なので皆さんがご自身の祖先達についての問題を考慮して下さいますよう願っております。これは以前私の姉に聞いたことです。以前日 本のある芸術家の家で、芸術家の彼が愛した妻子の遺灰を使って装飾品を作り、家に置いていたのを見たというのです。言ってしまうならば、彼は逝者を往生させずにずっと縛り付けていたという事です。逝者は家から離れる事が叶わないので、もう一つの世界で待機した後に漸く往生することになります。もし死んだ人が焼かれた後、遺灰以外になにか焼き出てきた場合、修行した者や善事を多く行った者なのであれば、それは「舍利子」の可能性があります。もしも「舍利子」であるならば家で奉っても良く、それ以外ならば遺灰と一緒に埋葬する方が良いでしょう。皆さんが健康で無事に過ごせますよう願っております!皆さんが楽しく幸せでありますように!

《風水・命運14-2》
前の続きですが、お客様が私に、息子さんが6歳のときに起きた事故で亡くなったことについて話しました。お客様のお姉さんは病気でお亡くなりになりました。葬儀が終わった後、彼女の遺灰をお寺に置くのは惜しいと思い、家に遺灰を置きました。置いたまま20年近く経ったでしょうか、結果私が見た光景があります。私が初めてお客様を見たとき、彼の運勢はそんなに良くないという事を感じたのです。さらに彼の奥様も長男の身体の状況もとてもよくないのです。
そのため私はお客様に説明をいたしました。陽の世界の人は、陰の世界の霊と一緒にいることはできないのです。なぜなら、陰気は陽の世にいる人の健康や運勢を悪い方に導いてしまいます。また無事に過ごせず、まして亡くなった魂も、生まれ変わっても行くよい場所がありません。このようなことでは魂たちをさまよわせることになりますよね?
そのため、私はこのご夫婦に、たとえ心の中に捨てがたいものがあっても、吉日を選んで魂たちをお寺に持っていくように提案いたしました。
その後私もお客様の家を清めるのをお手伝いし、お客様はだんだんよい方向に変化し、有名になりました。今では日本でも指折りの有名な会計士です。毎回お客様は私が日本に行くのを知ると、必ず私を招待してくださいます。ご縁があって18年、私達の感情はまるで普通の兄と妹のようです。ありがたいご縁でここまで話しました。
私は日本でも数多くの風水を鑑定してきましたが、いつも思うのは日本の風俗や習慣と台湾のそれはまったく違います。そのうえ、まだ多くの日本の家庭にも私のお客様のような状況があります。もっとすごいのは、祖先の遺灰を家の地下に埋めてしまうようなご家庭があるということ…つづく

《命理·風水12-轉念》

ずっと以前から、命運と大きな関係のある文章を書いてみたいと思っていました。忙しさにかまけて、なかなか実現できずにいました。二、三日前に、父親のように慕っていた師匠がお亡くなりになり、その息子さんとお話をする機会がありました。彼が言うには、父親が亡くなったことで、いろいろな道理を悟ったそうです。それは「転迷闇悟」という考え方で、そうすると、人生のいろいろなところで、迷わないようになったそうです。「転迷闇悟」とは、簡単に言えば、今までの凝り固まった悪い考えを、良い方向に変えることです。言うのは容易いですが、実際に行動をとるのはなかなか難しいものです。なぜなら、私たちは聖人なんかではないからです。人というのは、過ちを 犯すものです。例えば、ある人をとても嫌いだとします。そういった感情はどんどん心の中に根ざしていきます。でも、考え方を変え、その人の長所を見るようにしていくと、段々とその人の嫌なところが気にならなくなります。また嫌なところが見えてきたとしても、良い所を思い出して、その人の悪い所を忘れようとします。すると、心の中も晴れ晴れとしてきます。ある人に憎しみを抱いているときに、相手を許すことを選べば、自分の敵が一人減ることになりませんか。もし私たちが、皆このような境地に達せれば、「転迷闇悟」の条件を満たします。心の状態を変えることで、自分の面相も変えていくことができるのです。私たちの占いの世界で「相由心生」という言葉があります。それは、心のあり方に よって面相も変わるということです。慈悲の心を持っていれば、面相も慈悲深くなってきます。確かにその通りで、度量があれば幸福も舞い込んでくる、面相が変わってくると、運気と幸福も徐々にアップするのです。皆さんもどうぞ試してみてください。心を大きく持って、いろんなことが段々と順調に運ぶようになってきます。私自身もう60近くですが、幼いころから世の変転を経ても、あきらめずにやってきました。今でも人と事との道理を学びながら生きています。また、「転迷闇悟」もいまだ学習しております。皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。皆さんが健康で、平和で安らかに過ごされますように、お祈りいたします!

今日はバレンタインですね。どうか皆様にとって幸せでよい一日となりますように!そして今傍にいる方と添い遂げられますように。
ハッピーバレンタイン!!!

《風水・命運10》

風水は台湾の人たちにとって、とても重要なものです。けれども、多くの人々は、風水のことをあまりよく分からないようです。風水は皆さんの健康、人とのご縁、事業、財運と深くかかわっています。私たちはほとんど24時間というもの、家や建物の中で過ごし、切っても切れない関係となっています。もし、その家や建物の風水がよければ、鬼に金棒で、良い運気を引き寄せ、人気を集め、磁場を改善することもできます。それは、多くの人が必要とすることですね。ここのところ、とあるお客様の物件を見たのですが、その家の中の階段は玄関に面していて、上階の部屋のドアも階段に面していました。道理で、その方の財運はずっと良くありませんでした。このような構造の家は、財が漏出してしまい、健康にとっても良くありません。この様な間取りはごく普通のものだと勘違いされる方が多いですが、でも実は大きな破局を導いてしまうところなのです。どうぞ皆さんはこのような構造の家は、不必要な損失がないように、極力避けていただくようにしてくださいね。

つづく…

新年になりましたね。楽しかったお正月からまた元の生活に戻らなくてはいけません。元旦は一日しかないので、また、一生懸命働いたり、一生懸命勉強したり、慌しい生活が始まります。どうか皆さんが、無病息災、安居楽業で本年を過ごせますように祈っています。
そして旧暦のお正月も近くまで迫ってきましたね。こちらも新年を迎えるため、着々と準備を始めています。
皆さんも今年の運勢が気になると思いますので、ここで少しだけ十二支の運勢を紹介したいと思います。
以下は2016年の十二支の運勢です。
《子》申年では財運に恵まれています。ですが、訴訟には気をつけないといけません。
《丑》申年では婚姻に最も恵まれている干支です。お金を使いすぎないように気をつけてください。
《寅》申年では厄年にあたります。交通安全や病気、財産破綻などに気をつけないといけません。厄年灯を灯し、悪運を払ってください。
《卯》申年では健康に特に注意が必要です。ですが、貴人の星に
災い転じて吉となることもあるでしょう。
《辰》申年では三合年ですが、突然の病気や災いには気をつけましょう。
《巳》申年では六合年にあたる年です。口は災いの元であり、葬式にはご注意ください。貴人の星が付いているので助けを得ることもあります。
《午》申年では葬式やお見舞いには向いていません。何事も保守的になり平安な生活を過ごしてください。厄年灯を灯し、平安をお祈りすると良いです。
《未》申年では婚姻や仕事運がどちらも高いです。ですが、健康には気をつけてください。
《申》申年は本命年(自分の年)は厄年です。各方面の運勢には気をつけてください。お寺に行き厄年灯を灯して平安を祈り、保守的になってください。
《酉》申年では男女関係に気をつけてください。浮気などの問題に対しては、慎重に片付けてください。
《戌》申年ではなるべく葬式やお見舞いから遠ざかって平安をお祈りください。お寺でお参りをすればより良くなります。
《亥》申年では盗難や訴訟問題に気をつけてください。ですが貴人の星の助けで、災いが転じて吉になることもあります。
以上が2016年の十二支の運勢ですが、あくまでも本命の命盤となります。どうぞご参考ください。

今日の朝はとても早く起きました。
「田蒝餐廚設備株式会社」のオープン儀式のお手伝いをしてきました。
この会社は以前の職場から新しい職場へと移設に2~3ヶ月の時間をかけ、本日ようやく完成しました。
皆さん、大変ご苦労様でした。
規模の大きさや儀式の盛り上がりを見て、とても楽しく感じ、温かくなりました。
始終私と若い店長さんとで企画し、彼らの頑張った成果が見れたからです。
本当に嬉しく思いました。
今日は他にも獅子舞を雇い踊って頂きました。長らく獅子舞を見ていなかったので、とても興奮しました。
また、なんと香炉の中にあるお香が発火したのです。
これはとても幸先が良いことです。
それに今日という日はとても良い日で、天気も良く、オープンするにはとても素晴らしい日なのです。
これらの要因によって、この会社が儲からないのはおかしいんです。
これから彼らの会社が一日でも長く繁盛し、財源がとぎれませんように!!

《命理・風水5》

連日風水鑑定に行っており、FBに来れませんでしたが、皆さん私の事をまだ覚えてくれてると嬉しいです!
前日にお客様でもあり、仲良くさせて頂いている方なのですが、そこで鑑定した風水を皆さんに是非紹介しようと思います。
風水羅盤から見てその部屋は、羅盤上方の子午(南と北)の線上を指しており、ほんの僅か1度か2度の差だけでほぼ子午線上(真南、真北)に位置していました。
風水の原理では、火坑上に位置しているため、子午線の部屋は凶とされています。
例えば陰気な家の風水では、ご先祖様のお墓が子午線上にある場合は、将来家族の運命に悪い影響が出るでしょう。命を脅かすこともあります。
陽気な家がこの線上にある場合、そこに住む人は薬が手放せなくなるでしょう。
ですから、現在の建物は真南や真北に建物を建てません。ほぼ全ての建物が少しはずれていることでしょう。西北や東北などのように。
なので、もし皆様が、このような建物や陰気な家に出会った場合は、くれぐれも近寄らないようにしてください。
皆様が安らかに過ごせることを願っております。

しばらくニュース報道を見ていませんでしたが、昨夜、テレビで日本の東北の震災のニュースを見てとても感動しました!2011年3月11日の東北宮城県の仙台、石巻、岩手県、福島県の被害は甚大で、地震と大津波があった地面の道路、交通、家の残骸は悲惨で見ていられませんでした。自ら現地に行かなければ、本当の被害のすごさはわからないです。まるで一つの都市が死んでしまったようで、ちょうどそのとき私は現場に行きたかったのですが、みんなが被災地に行くため交通が遮断され、厳格な交通管制が取られていました。そこで、私も一年に一度あるかないかの機会に、アシスタントや親友、友人達からの寄付と励ましと共に、被害がもっとも悲惨だった石巻市に行きました。また、被災者のための法会の場も持ちました。時間が経つのは早いもので、もう四年が経ちました。大津波が襲った場所は観光地に変わり、日本政府の速 度は本当に速いです。短いこの何年で被害のあった地方がこんなにきれいになっています。被災にあった地区の住民は仕事と住まいも得る事ができ、本当に感動です!未来は日本の皆さんのものだけでなく、もっと世界の皆さんに行き渡りますように~