《旧暦の七月‐4》
つづき…

上の文章では、旧暦の7月15日は三官大帝の中の地官大帝及び普渡公の誕生日だと書きました。これらの神様の聖誕に準備するお供えものは、前の文章ですでに申しましたので、ここでは説明を省かせていただきます。
(3)旧暦の7月18日は、王母娘娘の聖誕です。準備するお供え物は以下の通りです:
三菓(3種類の果物)または五菓(5種類の果物)、寿桃(桃形の饅頭)、素麺、紅圓(赤いお饅頭)、發糕(蒸しケーキ)、湯圓(紅白のお団子)、生花。
以上が旧暦の七月で皆さんがよくご存じの神様たちの祝日です。
(4)旧暦の七月のタブー
(一)夜11時を過ぎたら外出を控える。
(二)家の中にベビー部屋があれば、鏡をベビーベッドに向けないようにする。どうしても向いてしまう場合は、赤ちゃんを驚かせないように、布でかぶせておく。
(三)海に遊びに行かないようにする。山登りにも行かないようにする。身代わりにされないようにするためです。
(四)他の人から肩をたたかれないようにする、或いは他の人の肩をたたかない。一人一人の肩や頭上には三つの火があるからです。
(五)夜に口笛を吹かないようにする。不必要な霊を呼んでしまうからです。
(六)旧暦の七月の夜に写真を撮らないようにする。面倒なことにならないようにするためです。
(七)地面に落ちたお金を拾わない。面倒なことに巻き込まれないようにするためです。
(八)全身白または黒の服装はしないように。
(九)人影の少ないところで、誰かが自分の名前を呼んだ時、振り返らないようにする。
(十)壁に寄りかからないようにする。冥界の魂たちは一般的に壁に沿って歩くからです。
(十一)風鈴を掛けないようにする。風鈴は冥界の魂たちを寄せ付けるからです。
(十二)旧暦の七月に不動産を見に行ったり、購入したりしないように。冥界の魂たちの邪魔をしないようにするためです。
以上が旧暦の七月の神様の祝日とタブーについてです。皆さんにシェアして頂ければ幸いです。また、旧暦の七月以外の月でも、皆さんがどうぞ平穏無事で順調でありますように!

《旧暦の七月‐3》

前回からのつづき

前回の文章で、旧暦七月の拝み方について書きました。

今日は旧暦七月の節日についてみなさんにお話したいと思います。

(1)七月七日七夕の情人節、この日は七娘媽(床母)の誕生日でもあります。

七娘媽は、家の子供の守護神です。
一般的には麻油鶏酒(胡麻油と米酒、鶏肉で作った料理)や油飯(餅米で作った五目ごはん)をベッドやベッドのそばにお供えして拝みますが
床母衣と四方銭(冥銭と呼ばれる紙幣の形をした紙)も用意します。
あまり長く拝む必要はありません。
銭紙を燃やし終わったら、お供え物も仕舞います。
床母に、子供が平穏に健康に育つことを祈るためにこちらが最も簡単で便利なやり方です。
この日も中国の七夕のバレンタインデーです。
恋人がいる方は、きっと恋人への贈り物も準備する事でしょう。
恋人と一緒に幸せな情人節を贈ることができますように、
また恋人と永遠に結ばれますように、お祈りいたします。
(2)七月十五日中元節は、古くから最も重要な節目の日とされてきました。
また、この日は三官大帝のうち地官大帝と普渡公的の聖誕日でもあります。
あちこちの家で、ドアの前に沢山のお供え物を用意し
地官大帝と普渡公に捧げます。
地官大帝の聖誕には三菓(三種類の果物)または五菓(五種類の果物)、
壽桃(桃形の饅頭)、壽麵(素麺)、紅圓(赤いお饅頭)、發糕(蒸しケーキ)、湯圓(紅白のお団子)などを準備します。
つづく

《旧暦7月その2》

前回からのつづき

前回の文章で「盂蘭盆(うらぼん)法会」についてお話をしました。
法会で「地蔵菩薩本願経」も唱えるなら、
夜に瑜伽燄口もしくは放蒙山(いずれも祈祷を意味する)を置きます。
「甘露法食」のお供えは功徳になり、
歴代の先祖、親戚や恩師・友人、家族や自分の冤情者(累世において迷惑をかけてしまった人)、
無縁仏も幽冥(地獄)から救われ、浄土(天国)へ送りとどけられ、
「離苦得楽」苦しみから逃れて幸せを得ることができます。
時代の変化とともに、現代人は最も簡単な方法(普渡など)で無縁仏を奉祀します。
若い世代の方はあまり「拜渡」(仏様を拝む)方法をご存じないと思いますので、
私が用いる一番簡単な方法をお教えしましょう。
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1.三牲(鶏、豚、魚)
2.三~五果(果物のこと。パイナップル、バナナ、梨は避けて下さい)
3.米一袋
4.飴やクッキー
5.酒、水
6.普渡公(菩薩)や好兄弟(霊魂)に捧げる金紙
7.水を入れた洗面器と清潔なタオル各一
8.飲み物
9.缶詰
10.普渡の旗(社名や個人名を書いたもの)
お供え物は個人の好みで増減しても構いません。
大切なのは、心遣いが霊魂に届き、
皆さまの平穏無事をお守りいただけることです。
つづく…

《インタビュー》

ここ二日間大変嬉しいことに、日本で有名なラップユニットである「Hilcrhyme(ヒルクライム)」の取材を受けて、可愛い男性お二人に会うことができました。彼らのプロモーションビデオと同じく、優しくてカッコよくて、声も素敵で、沢山の賞をもらっていることにも納得できました。今回彼らの同意をもらったので、ぜひ皆さんに彼らを紹介したいと思います。本当に嬉しかったです。こんなおばさんの私といっしょに写真を撮ってくれて彼らに感謝いたします。彼らの音楽活動が発展し、大人気者になりますように、また彼らが平和で物事が上手くいきますようにお祈り申し上げます。

《旧暦の七月‐1》

時間が過ぎるのがとても早いですね!もうすぐ旧暦の七月です。また皆さんは、「普渡」のために沢山のものを準備しなければいけません。「普渡」とは、「盂蘭盆供法會」のことで、これは毎年旧暦の七月のうち、及び七月十五日のどちらか一日、または数日を選んで行われます。お参りする当日は、仏教の弟子達では、百味(僧侶のパワーを入れる物)、五果(五種類の果物)、吸灌(甘露)、盆器(大きい洗面器)、香油(神様に供える油灯)、牀單(シーツ)、臥具(寝具)、それから一切の日用品をお盆に載せて(新しいお盆を使用)神様、菩薩さま、十方大德眾僧(十方にいる徳の高い僧侶),三寶(仏宝、法宝、僧宝)と功德が得られるよう,そして多くのお坊さん と神様の力を借 りて、現世の両親、および六親の家族が「三途の苦」(三途とは、地獄道、餓鬼道、畜生道、の三界の中の一切の衆生が受ける苦のこと)から抜け出せるように、お供えします。もし、両親が健在の人は、両親の健康を守ってもらえるよう祈ります。福と楽が百年続きますよう、そしてそれが七世の父母に及びますよう、(私たちはみんな輪廻を繰り返します)、亡くなった人が天国に行き、無限の福と楽が得られますように。上記のことは、私たちが親孝行をするようにという意味です。そしてそれが、七世の父母に至るように、毎年七月に親孝行の行いでもって父母を思い出すことが出来るように、「盂蘭盆」(うらぼん)で行うことによって、神様にお供えし、お坊さんたちがお経を唱え、両親がいままで養ってくれたその恩に私たちが報いるためなのです。
…続く

<風水の良いオフィスに>

台湾最高のランドマークである「台北101」で、親しい友達のオフィスの風水鑑定依頼がありました。
彼らのスタッフはいつも体調が良くなく、オフィス環境を改善するためです。
昨日、私の息子の智鴻と一緒にその仕事を終えましました。
新しいオフィスに入ってみると、前のオフィスよりも「気」が良かったので、私は友人にここを借りることを薦めました。
良い場所を探すのは、簡単なことではありません。今日、彼らの運気はとても良かったので、良い部屋を見つけることができました。
友人たちのオフィスと社員の皆さんが平穏にお仕事が出来ますよう、心から願っています!
ご商売がますます発展しますように!多くの利益がありますように!平穏無事をお祈りいたします。

今日は本当に私の一番ラッキーな一日です。午前中、栄総病院にCTスキャンの検査に行きました。病院について番号札を引くと、52番でした。まだその時は16番までしか受診できていません。CTスキャンの検査は一人30分ほどかかるので、今日は恐らく午後まで待たないと私の番号まで呼ばれないと思っていました。実は私の血管は細いので、なかなかうまく点滴や注射がが打てません。ですので、ナースステーションで先に軟らかい針(留置針)を打ってもらいに行きました。予め打っておけば、後で造影剤をすぐに注入できると思いました。通常ならば、私のような打ちづらい血管の人は皆避けたがるものですが、今日は幸運にもすぐに打てました。軟らかい針も入れてもらったので、待合所で座って待っていました。そのうち26番が呼ばれ、次は私の名前が呼ばれました。一瞬耳を疑ったのですが、本当に私の名前が呼ばれたのです。早々に軟らかい針を打っておいたお蔭で、早めにCTスキャンを受けることが出来ました。あと3,4時間はかかるだろうと思ったのに、なんて嬉しい事でしょう。それから家に帰ってみると、私の大好物の「蛋餃」(卵でつくった餃子)が届けられていました。私がこれが大好きだと母は知っていて、母の愛情いっぱいの「蛋餃」は三番目の妹が送り届けてくれました。また、私の良いお友達の候科長も、この日美味しそうなマカデミアナッツのクッキーと「米香」(お米のお菓子)とヌガーを贈って下さいました。どれも大変おいしくて、自分は本当に「口福」(美味しいものに恵まれる)に恵まれているなあ、と思いました。もともと私はあまり甘いものは食べないのですが、今日は結構いただきました。母と、候科長に感謝します。午後は息子の智鴻の誕生日を祝いました。今日は本当に私にとって幸運な一日です。これからもこんな幸運な日が毎日続いてくれるといいのですが。どうぞ皆様も、私のような幸運な日が毎日続きますように!皆様が幸福でハッピーでありますように!

今日、この記事を見て本当にちょっと心配になりました。どうして社会はこんな状況に陥ってしまったのでしょうか。一番重要なのは、今の若者には未来を思い描くことが出来ません。だから結婚もしたがらないし、家庭に対する責任を取るのが怖いのです。正直言って、国家や社会、家庭その全部が責任を果たさないといけません!問題の大部分は国家です。心の底から、私たちの国家が、次の世帯にもっと広い道を準備してほしいと願います。次の世帯の人たちが、悩んだり困ったりしないような生活ができるように。また皆さんが平穏無事で万事順調でありますようにお祈りします。神様が皆さんをお守りくださいますように!
http://www.ettoday.net/news/20170814/988381.htm?from=etnews_app

「手をつなぐ」

二日前、仲良しの友達夫妻が、我が家の下で出をつないでいるところにばったり出会いました。私ともうひとりの友達が奥さんに「あなたは本当に幸せね、ご主人は本當にあなたを愛してる!」と言うと、奥さんはちょっと不愉快そうに「やめてちょうだい」と一言。私は驚いて、奥さんに尋ねました。「あなたは不幸せだっていうの?」「違うわ!」と彼女は言います。

この奥さんはとても善良な女性なのです。でも、彼女は外国人の方で、彼女の故郷では夫婦が手をつないでいると人に笑われ、老公(ダーリン)、老婆(ハニー)と呼びあうと、また人にあれこれ言われてしまうのだそう。だから奥さんはいつもご主人の手を振り払っていたのでした。私はこの機会に、この奥さんにひとつの教えを話しました。

「手をつなぐ」のは夫婦の関係がとても良いことの証し、ご主人の奥さんへの愛情表現なの。どうして人にとやかく言われたり、見られることを怖がるの?人生はとても短くてはかないもの。もう手をつなぐことが出来なくなる日が来た時、あなたはどう思うかしら。

あなた達夫婦が手をつなぐことをあれこれ言う人は、心に問題があるの。嫉妬や、羨ましさがそうさせるのね。他の人のことなど気にしないで、あなたは自分が幸せかどうかを考えればいいのよ。それに、ご主人の手を振り払ってしまうのは、彼に対しても失礼だし、見下しているようで、彼を傷つけてしまうかもしれないわ。

奥さんに「あなたはご主人に他の人と手をつないでほしいの?」と尋ねると、「そんなことは望んでいない」と彼女は答えました。

あなたがご主人を愛しているのなら、彼を大切にしなさい。もう二度とそんなことはしないで、幸せをかみしめて、縁を大事にしてね!

奥さんは私の話を聞くと、悟ったようです。私の話しに感謝して、これから変わると言いました。私も、この夫妻がますます仲睦まじく愛し合うこと、末永くともにおられることを願っています。そして、みなさんが幸福に満ちていることをお祈りいたします。

昨晩、中国の四川省九寨溝でマグニチュード7の大きな地震がありました。災害の状況は深刻で、今のところ13名の死亡、175名の負傷者が確認されています。もともと九寨溝は景色の美しいところですが、今回の大地震で無残な姿となってしまい、とても残念でなりません。私たちのツアー旅行団は無事だと聞いて、一安心しました。神様に感謝いたします!今日は新疆でもマグニチュード6くらいの地震があり、そちらの皆さんもご無事であることを願っています!亡くなられた方には、どうぞ離苦得楽、西方の極楽浄土に往生させますようにお祈りいたします!負傷された方々には、災い転じて福となりますように。四川と新彊の皆さんが平穏無事でいられますよう、神様が助けて下さい ますように!またさらに、台湾の皆様も神様に助けてもらえますように!万事順調で平穏無事でありますように!