《旧暦の七月‐5》
今日は我が家の普渡のお参りの日です。沢山のお供え物が必要で、それらを準備してお参りします。ここで皆さんに、普渡のお参りの仕方をお教えいたします。まず最初に、お参りする時に自分の名前と住所を言ってはいけません。私たち(信者)の平穏無事、万事順調をお祈りすれば良いです。他のことは言う必要ありません。自分の家の門のところでお参りすれば、好兄弟たちは私たちの誠意を分かってくれるはずです。そうすれば、自然と彼らは皆さんのことも守ってくれます!
旧暦の七月というと、皆さんが連想するのは好兄弟(お化け或いは寃親債主)のことだと思います。個人的には、旧暦の七月に限って出るとは思いませんが、普段から人によっては「好兄弟」に遭遇すること があります。ここで一つ、私が経験した心霊現象をご紹介した いです。
今年の5月末の頃、私は病気で栄総病院で手術を受け、入院して一ヶ月の治療を受けました。その時に、いろいろ見えたり、聞こえたりしたのです。皆さんもご存じだと思いますが、病院の磁場はあまり良くありません。加えて、手術を終えたばかりで私自身の体力もまだ回復していなくて体が非常に弱っている状態だったので、普段より心霊現象に出くわしやすかったのでしょう。私の病室は一人部屋で、隣は会議室になっていました。私の枕の位置は会議室側の壁にありました。毎晩夜中になって人気がなくなると、隣の会議室はとても賑やかな音がします。私の枕の下には一枚のお札があるので、彼らが何をしようがお構いなしです。こちらに何かちょっかいを出すわけで無ければ、お互い平和でい られる訳です。それから、手術をしてから一週間し て、病室のベッドに横 になっていたのですが、突然白っぽい影が私の病室に直接入ってきました。でも、私のベッド脇のカーテンまで来たら、すぐに出て行ってしまいました。ハハ!多分私のお札を見てすぐに逃げてしまったのでしょう!
続く…