≪功徳-4≫

つづき…

周りで見ていた群衆が先を争って記者に言いました:「先ほど三階の部分が煙の中で消えてしまったみたいです。しかもそこに白い服を着た人がいて、空中で水を撒き、火を押しのけていました!」お隣さんもやってきました。この人は同じ三階で隣続きです。しかもその人の家には大型のガスボンベが三つあって、火事の時にガスボンベが溶けて大きな鉄のボールのようになりました。でもなぜか爆発はしていません。もしも爆発していたら、うちの四人の子供と会社の女性は、今頃粉々になっていた事でしょう!それを聞いてからは、私は背筋が寒くなり、全身冷や汗が出ました。まさに間一髪でした!

♦♦♦♦

一カ月が忙しく過ぎ、新しい家に引っ越しを済ませて、9月の新学期になりました。子供たちのピアノの教材を買う為に、私たちは一緒に衡陽路の本屋に行きました。交通銀行の廊下を通る時、突然またあの占いのおじいさんが出現しました。すぐに両手を大きく広げて、子供たちを抱きしめて放しません。そして驚いて興奮しながらこう言いました。「あなたたちは生きてたんだね?あなたたちは何ともなかったんだね?」

おじいさんは、今回ははっきりと包み隠さず私に言いました。「あなたの命運には子供は一人もいない!この夏、子供たちは皆大きな火事で死んでしまう!」以前私の四人の子供を見た時は、こんな善良で慈悲の心を持つ子供たちがひどい目に合うことが悲しくて、天の神様はなんて心無いのだと、私たちがその場を去った後もおじいさんは涙を流し、あまりの悲しさにその日は店をたたんで家に帰ってしまったそうです。おじいさんは私の子供たちが死んでしまうのをとても惜しんでたのですが、助けたくても何もできず、占いの長い経験から、「閻魔大王が死に時を決めたら、誰もそれを変えることはできない」ということを知っていたからです。おじいさんは言いました。「 人の命を長く伸ばすことなんて、私には到底できない!」おじいさんは恥ずかしそうに、また自責の念に駆られた様子でした。

私はそばにいた子供たちに、これからはこの身寄りのいないおじいさんを、自分たちの本当のお祖父ちゃんのように呼び、接するようにと言いました。おじいさんはこんなにも子供たちを可愛がってくれ、子供たちのために涙まで流してくれました。もしかしたら、その涙が子供たちを守り、大難から逃れ、生きながらえたのかもしれません。

この年、私の一番上の子は小学校をまだ卒業していなくて、一番下の子はまだ幼稚園にも行ってませんでした。二男二女の四人の子供たちです。

♦♦♦♦

また、床には古本がたくさん山積みになっているがまだ整理されておらず、子供たちも本当にうんざりしています。通るに通れず、邪魔で仕方ありません。本当にどうしたらいいんでしょう!
つづく…

≪功徳‐3≫

つつき…

夏休みが来て、子供たちは家で過ごし、私の方は会社で忙しくしていたので、子供たちをどこにも連れて行けないでいました。会社のある女性に頼んで、家で子供たちの面倒と宿題などを見てもらっていました。

ある日会社で会議があったのですが、外側の応接室からかすかにテレビのニュースが流れているのが聞こえました。台北市の仁愛路に大火事があり、すごい勢いの火だと言っていました。

会議は私が受け持っていたので、詳しいことは聞こえませんでした、でも仁愛路には我が家があるので、4時半に会議が終わるとすぐさま同僚にお願いして、車で火災の現場に連れて行ってもらいました。
次の瞬間、運転していた同僚が私を起こしてくれました。多分疲れが溜まっていたのでしょう、車に揺られているうちに、私は眠ってしまったのでした。
目を開けたとたん、飛び込んできた光景を見て、「わっ!」と叫んでしまいました。「これは私の家じゃない。こんなひどい焼け方をして!」私は火の勢いが収まったかどうかなど構わず、三階の我が家まで駆け上ろうとしました。でもすぐに消防員と警察官につかまってしまいました!「私の子供たちは?私の子供たちは?」声を張り上げて泣き、私は上へ駆け上ろうともがきました。

現場は高温だったので、消防員はホースで水を放出して小さな防火通路を作ってくれ、その場の三人の人を呼んで私を三階まで護送してくれました。我が家の玄関の鉄の扉は、火事の高温で熱くて触れません。しかも膨張してしまって、開けるに開けられませんでした。消防員は大きな斧を振り上げて、鉄扉をたたき破ってけり倒してくれました。ようやく私たちはこわごわと身を摺り寄せるように、すばやく中に入りました。
家の中はどこも高温で濃い煙に包まれていました。熱いし、息ができないし、何も見えません。泣きながら、私は声を張り上げました。子供たちの名前を、一人ずつ呼びました。でも四人の子供たちの声は全く聞こえませんでした!

ここにきて、もう私は恐怖で両足が立てませんでした。気を失いそうになり、頭がおかしくなりそうでした。もう、本当に駄目だと思いました!

突然、消防員が人の体を踏んでしまったようだ、と言いました。なんと、うちの四人の子供たちはお互いに抱き合って1つになって、買って来たばかりの古本の山に倒れこんでいました。会社の女性は、もう一つの古本の山にやはり倒れていました。

消防員と警察と私は、急いで子供たちと会社の女性をしょって階下に降りて、病院に急送しました。幸いにも、窒息の状態はそんなに重くはありませんでした。緊急治療を行って、その日の晩には病院で徐々に意識を取り戻しました。

消防員が言うには、床がこんなにも焼けて高温になっていたので、もしも窒息して直接床に倒れてでもいたら、きっと焼け焦げて一人も生存できなかっただろうとのことでした!そして、消防員が最後に言ったのが、「あなた方ご一家はきっと道徳が良いのですね」でした。

この大火事が収まってから、我が家の隣近所の家々は全焼し、だれ一人生き残らなかったと聞きます。私たちが住むこの棟も、一階から二階、そして最上階まで全焼でしたが、我が家のある三階だけはなんと予想外に火事の被害から免れました。

消防員は「三階のあなたたちの家の外は煙が立ちこめ、消火水をかけようとしましたが、まるで家が消えたように見えませんでしたので、あなたたちの家の中は一滴も濡れることなく無事でした。」と言いました。

隣近所が火の海に覆われ、私たちの家の壁が高温になり本棚の鋼鉄が熱で曲がってしまいました。何万本の本も煙をあげはじめましたが、一冊も燃えませんでした。

消防員が言いました。「本当に奇跡的だ!こんなことがあるなんて。」

何万冊とある本がもし全部焼けてしまっていたら、うちの四人の子供たちは生きのこれたでしょうか?我が家は本だらけですが、それはとても燃えやすいはずなのですが。
続く…

《功徳-2》

つづき...ˊ

子供たちが老人に別れを告げましたが、彼はただうなだれたまま重々しく手を振るだけでした。その様子は、一言も言えないほど辛くとても悲しそうだったのですが、私たちにはそれがなぜなのかは全くわかりませんでした。
その後新公園のそばを通りかかると、門のところに人だかりができていました。好奇心旺盛な子供たちは、人の壁を縫ってどんどん前へと進んでいきましたが、わずかの間をおいて走って戻ってくると、私も行くようにと引っ張るのです。私は人の多い所は行きたくなかったのですが、子供たちに強く言われるがまま、私はそれがいったい何なのか見に行くことにしました。
それは、一人の中年の女性が地面にひざまずいており、子供が大きな事故に遭って、近くの台大病院で手当てを受けているのだが、今すぐに莫大な治療費が必要なため、周囲の人々に助けを求めていたのです。私の大事な子供たちはまたもそこから動かず、私に手助けするように言うのです。そして、ひざまづいているその女性に向かって、「立ってください、お母さんが来ました。きっとあなたを助けてくれます!」と言い、子供たちで協力して女性を起こしました。
私は手持ちのお金を全て渡しただけでなく、近くの会社のお客さんのところで大金を融通してもらい、女性に付き添って台大病院へ行き、足りなかった分の医療費を払いました。するとやって子供たちは私から離れてくれ、「お母さんありがとう!もう頼み事は言わないから、家に帰ろう!」と言いました。
1か月後、私たちの家の前に突然、たくさんのアリが現れました。列を作ったアリは家に向かっており、家の壁や地面を覆うほどでした。私は彼らを踏んでしまわないように、踏み台を十数個買ってくると、それを並べてアリが安全に歩けるようにし、また砂糖と食べ物を準備し、少しの水をかけてやり、この行列を組んだアリたちをもてなしました。
子供たちはこんなに多くのアリがびっしりと部屋を覆いつくしているのを見てとても怖がっていましたが、しかし私の言うことを聞いて、彼らを傷つけないよう、また邪魔をしないように過ごしました。子供たちは「家に来たものは皆お客様」というもてなしの心をよく理解したようでした。
アリたちはこのように、部屋の各所を訪れていましたが、数日後にはだんだんといなくなりました。

つづく…

《功徳-1》

今日、南懷瑾教授が推薦する文章を読みました。文章の内容は大変道理的で、「人の行いを、天の神様はちゃんと見ている」という道理と合っていました。文章は大変長いので、五回に分けて皆様とシェアさせていただき、皆様と縁を結びたいと思うと共に、皆様が平安で順調で、そして健康でありますよう、お祈り申し上げます。

天の神様は見ているのでしょうか?
南懷瑾教授 推薦 奇文共賞
1981年6月初旬、天気はたいへん蒸し暑く、我が家の四人の子供たちは外に出掛けたがっていて、ちょうど私も衡陽路の本屋さんに行って、新しい手編みの本を探したかったところでした。
私たちが台北市衡陽路にある交通銀行前を通った時、道端の占い露店から突然一人の老人が出てきて、私たちに占いをするべきだと言いましたが、私は頭や手を振って、老人に何度も断りました。その老人は急に大変がっかりした様子で、何か言えないことがあるように見えました。
私の一番上の娘はそんな様子に我慢できなくなり私の手を引っ張って、「お母さん、おじいさんに占いをしてもらえば?おじいさんにお金を稼がせてあげましょう。このおじいさんが可哀そうよ!」と言いました。
私は元々占いが好きではなく、道端の江湖術士には好感が持てませんでしたが、子供たちの情け深く善良な心に負け、しないわけにはいかず、子供たちに引っ張られて占い露店に行きました。
老人は私の顔をよく見てから、私の両手、続いて四人の子供たちの顔と両手を見て、少し命理について話した後、突然大きなため息をつき「見る必要はない。お金は要らない!すべては運命が決まっていて、人に左右されない」と言いました。
子供たちは申し訳ない気持ちになり、私に占いの老人にお金を渡すように堅持しました。私は財布から3000元を出し、両手で恭しく報酬を渡そうとしましたが、老人は私より堅持で、絶対にお金は受け取りませんでした。そんなやり取りをしていると、子供たちが急に泣き出しました。
最後に子供たちといっしょに老人にお願いして、これは占いのお金ではなく、子供たちの心ばかりの気持ちだと伝えました。
占いの老人はやっとお金を受け取ってくれましたが、急に泣き始めました。それに、大変悲しそうに泣き、涙を流し、目を赤くしながら子供たちの頭を撫でて、独り言を言いました。「あ~、天の神様はちゃんと見ているのでしょうか!天の神様は本当に見ていないのでしょうか!」

続く⋯⋯

《友人が遠方から来てくれました》

昨日は本当に楽しかったです!
ある友人が遠方から来てくれたからです。
朝から始まった私の友人は、私のお客様でもあり、彼女ははるばるシンガポールから私を訪ねてくれました。彼女はシンガポールの多国籍レストラングループの支配人であり、これが私たちの二度目の対面です。私たちは本当に初対面なのに古くからの知り合いのように意気投合し、朝私たちも楽しくお話をしました。彼女が私のもとを出ていく前、もう一組遠くアメリカから友達であるTina夫妻(彼女たちはアメリカに移住しています)が来ていました。当然彼女も私の仕事を通じて知り合ったお客様でご縁があって知り合いになったのです。人生というものを考えてみると、ご縁があれば一緒に結ばれるもので、お友達およびお客様の皆さんがよく過ごされているのを見かけるのは、これは私の願いでもあり、この仕事をする上でも意義があることです。私の友人たちはプレゼントを持ってきてくれて、私は本当に心から彼女たちに感謝しています。

ここ20年以来たくさんのお客様を鑑定してきましたが、生まれてこのかた初めて一日のうちに、四つの国からきたお客様にお会いしました。昨日はシンガポール、アメリカ、日本、および私たち台湾のお客様で、自己記録を打ち破り、私の世界の衆生を渡るという目標を達成しました。自分の20年間を思い出すと、すでにアメリカ、日本、ドイツ、韓国、大陸、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアなど、…無数の国のお客様とお会いしましたが、これからもさらに多くの方をお助けする機会があるよう願っています。自分の念願を叶えるだけでなく、皆さんに私の助けがあることを願っています。さらに幸せで円満で楽しく過ごすことができます!ここに皆さんの平穏無事と順調、健康、ビジネス成功、金運の上昇をお祈り申し上げます!

みなさま、どうぞ宣伝のお手伝いをお願いします。
雄保聯合国際旅行社が協賛されています
~~台日芸術博覧会~~
日時:2018年3月27日-3月29日 台中:10:00-17:30
場所:台中市市政府新市政大楼
(文心楼及び惠中楼庭)

日本の100名の芸術家と台湾の東海大学美術系約30名の教師が合同で出展いたします。
ぜひお友達とご一緒にぜひご観覧にいらしくてください。一緒に盛り上げてください!

世界中の女性の方たちといっしょに国際女性デーをお祝いしたいと思います。そして、皆様が平安で穏やかで、ご健康でありますように。

皆さんおはようございます!ここのところ天気が晴れたり曇ったりではっきりしませんね。どうぞ皆さんお体に気を付けてくださいね!外出する時には厚手の上着を着るなど暖かくして、また傘を忘れずに持って出てくださいね!

ハッピーランタンフェスティバル 🎉 🎊🎈!
ここで、皆様の平安と無事、健康をお祈り申し上げます!
金運が上昇しますように!
今日も三官大帝様の中の天官大帝様のお誕生日であり、
皆様は天官大帝様に幸福をいただくように!
健康で事業が順調になりますように!
金運は順調にいきますよう、お祈りましょう。

今年の旧正月は、主人と二人で八日間ずっと美味しい物を食べ続けています。一日目から七日目までは家族と一緒にずっと食べていましたので、やはり胃腸が少しもたれてきました。でもまだ自分でちゃんとコントロールしていたので良かったです。さもなければ、また以前の体格に戻ってしまった事でしょう。ハハハ!
昨晩は仲良しのお友達から誘われて、その方のご子息の婚礼に出席しました。100以上のテーブルが並べられ、大勢のお客様が集まっていました。とても賑やかで、その友達にとって本当によかったと思いました。第一に、お嫁さんを娶ることが出来たことと、第二にその友達が本当に良いご縁がある方だと思ったことです。だからこんなにも、遠方からわざわざ息子さんの結婚式に出席しに来た人たちがいるんですね。ここで私からの祝福を申し上げます!新郎新婦はどうぞ末永く夫婦仲良く過ごせますように!お互いの愛情が末永く続きますように!子宝に恵まれますように!