《先祖のお墓-2》
つづき…
前回お伝えしたのは、90歳近くの私の日本のお客様は、ご自分の代々のお墓のことで頭を悩ませていました。仕方がないので弁護士に相談しましたが、その厄介な問題に弁護士ですら解決策は見つかりませんでした。途方に暮れながらも老紳士はインターネットを通じて当館を探し当て、そして私どもをお選び下さったことにとても感謝🙏しております!
それから私は、その方のお家の事情を聞きだして、どの様にすればいいか、そのやり方をお教えしました。まず日本に帰ってから、その老紳士にとって良いお日柄を選んで、代々のお墓にお参りするように言いました。そしてお墓の前でご先祖様に、「自分はもう年老いて、代々のお墓を管理する仕事をし続けることができません。しかも墓地は自分の住んでいる所から遠いので、もしできればお金を払って人を雇い、お墓の管理の仕事を委ねたいです」と聞いてみて下さい、と言いました。聞き終わった後に、お伺いを立てるために、コイン2つを地面に落とします。もし、ご先祖様が質問に同意されるなら、コインは一つは表、一つは裏と出ます。それを聞いた途端、この面倒な問題にようやく解決策が見いだせて、その老紳士はとても安心されたようでした!そして、自分が日本に帰った後に全部順調に運んだならば、きっとまた台湾に来て私に会いに来てくださるとおっしゃってくださいました。
このような問題は、実は結構多くの人が遭遇することだと思います。ただ、今の若い人たちは、あまり家の事情をよく理解できないところがあるので、将来どうなるかが心配になります。このような習わしをきちんと継承していけるように願いたいです。ご先祖様は私たちのルーツです。祖先がいなければ私たち子孫も存在できません。皆さんもどうか、この老紳士のように感謝の気持ちを大事にできるように!最後になりましたが、皆さんがどうか平安で万事順調でありますように!お体が健康でありますように!願いが全て叶いますようにお祈り🙏申し上げます!
日月命理館. 魏嘉誾先生
2023年10月10日
sunmoonuranai.com